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フルーツの解説

マンゴスチン

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マンゴスチンの概要

マンゴスチン

【マンゴスチン(英:mangosteen)】

マンゴスチンはオトギリソウ科フクギ属で、樹高が20m近くになるの常緑高木です。東南アジアが主な産地で、原産はマレー半島周辺と言われています。果実は直径5~7cmほどで、厚い果皮におおわれている果実です。果肉は4つ以上に分かれており、舌触りは柔らかく、甘味と酸味をかねそなえています。その味から「果物の女王」と呼ばれています。

栽培地域は限られており、生育の難しさと成長の遅さから大規模栽培が難しいとされてきましたが、近年では技術が向上し品種改良の試みもあります。

 

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マンゴスチンの歴史

原産はマレー半島の周辺と言われています。タイでは古くから栽培されています。高温多湿の熱帯気候を好むため栽培地域も限られており、大量供給がなされていない状況です。また、品種も1品種だけで果実が実るようになるまで10年以上の月日を要する繊細なフルーツです。

マンゴスチンの甘さとほのかな酸味が溶け合った神秘的で不思議な味と、小ぶりでチャーミングな丸い形は外国人にも好評で、旅行者などの間で大変人気の高い果実でした。

日本への輸入は植物検疫法により、長らくは冷凍物に限られていましたが、新しい蒸熱処理方法により2003年4月25日に輸入が解禁となり、日本でも新鮮なまま届けられるようになりました。

 

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マンゴスチンの品種と旬の時期

マンゴスチンの品種

【品種の説明】

マンゴスチンには花が咲きますが、花粉がつくられないため受精は行われず、不定胚を形成します。繁殖はこの不定胚によりおこなわれてきたため、世界中で栽培されているマンゴスチンは同一品種であると考えられています。

【流通の時期】

3月~10月

【旬の時期】

5月~8月となります。

 

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通販取扱ブランド・産地

【ダイヤモンドスター】

タイはマンゴスチンが最初に栽培品種化された地域とされ、世界的にみても栽培が成功している地域です。栽培面積は約28,000ヘクタール、総生産量は約19万トンあります。生産地はタイ中央部の東部地域とタイ南部地域にわけられます。大規模栽培には至っておらず、小規模農家が集まって地域ごとに組合をつくり、いくつも集まって産地を形成しています。

【収穫から出荷までの流れについて】

マンゴスチン産地1 マンゴスチン産地2 マンゴスチン産地3

マンゴスチン産地4 マンゴスチン産地5 マンゴスチン産地6

収穫から日本への出荷までの流れは以下の流れとなっています。

 

【収穫】→【選果(サイズ選別)】→【ランダムに内部障害確認】→【水浸検査】→【蒸熱処理】→【出荷】

 

・ランダムに内部障害確認

以降に記載のある「マンゴスチンの果肉について」のガンモシスが多発していないかの確認となります。

 

・水浸検査

マンゴスチンの果実を水に浸し浮くか沈むかを確認します。そこで浮いた果実のみ以降の蒸熱処理を行います。

沈んだ果実は水を多く含んでいます。その果実に対して以降の蒸熱処理を行うと果肉障害等になり品質を損ねるため日本には出荷されません。

 

・蒸熱処理

日本への入荷のために定められている殺菌、殺虫のための熱処理です。

 

上記の流れで日本へ出荷されますが、以降の「マンゴスチンの果肉について」にあるような果実を完全に分別できるわけではありません。

 

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フレッシュなマンゴスチンの見分け方

マンゴスチンの見分け方

【ポイント】

上図の右二つ(5と6)が食べ頃の色です。

 

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マンゴスチンの保存方法

【ポイント】

輸出用のマンゴスチンは、完熟やや手前で収穫されます。マンゴスチンはマンゴーと同じように追熟が必要なフルーツで、生育が止まったあとに再び呼吸量が増大し完熟期を迎えます。これは樹上においても同様です。マンゴスチンの保存の最適な条件は、温度が13℃、湿度が90%とされています。マンゴスチンの輸入時期の常温下では追熟速度が非常に速くなります。

保存期間は果物の熟度、環境条件によって大きく異なり、3日~4日程度です。熟度が進むと果実が徐々に硬くなり、最終的には包丁が通らないほどになりますので、ご購入後は果皮がやわらかい内にできるだけ早くお召し上がりください。果実を保管する際は高湿度が保てるよう湿らせた新聞紙などでつつみ必ず冷蔵庫保管して下さい。

 

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マンゴスチンの切り方・食べ方

マンゴスチンの切り方1(包丁)

~ 包丁を使用 ~

手順1

水平に果皮へ切り込みをいれます。(包丁が果肉にあたらないようにご注意下さい)

マンゴスチンの切り方2(包丁)

手順2

上下の果皮をひねり、上下どちらかの果皮をとります。

 

手順3

フォークでお召し上がりになるか、お皿に盛りつけてお召し上がりください。
※ 種のある房がいくつかある場合がございますのでご注意下さい。

マンゴスチンの切り方1(手)

~ 包丁を未使用 ~

手順1

果実を上下から押してください。

マンゴスチンの切り方2(手)

手順2

果皮に割れ目が入ります。

マンゴスチンの切り方3(手)

手順3

割れ目の両側をもって、片側の果皮をとります。

 

手順4

フォークでお召し上がりになるか、お皿に盛りつけてお召し上がりください。
※ 種のある房がいくつかある場合がございますのでご注意下さい。

以下、包丁未使用の動画をご参考下さい。

マンゴスチンの栄養と効能

マンゴスチンには以下の効能があるとされています。

・抗ガン作用

・免疫力の向上

・抗菌作用

・疲労回復

・消化促進

・発ガン抑制

特に注目されているのはマンゴスチンの果皮に含まれる”キサントン”という成分です。

“キサントン”とは抗酸化作用に加え、整腸作用、感染の予防などの様々な効能があるとされています。

マンゴスチンの果皮に含まれるキサントンは自然界で一番多いと言われています。

そのため、海外では果皮を様々な形で利用されています。

・果皮を粉末にして胃腸の薬として使用

・果皮に含まれる色素で染料として使用

・皮膚病に対する薬として使用

葉を干してお茶として飲むところもあるようです。

果肉に限らずすべてに効能のある果実です。

 

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マンゴスチンの食べ合わせ

産地の方は果皮を粉末にしておなかの調子を整えたり感染予防に使われているそうです。

 

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マンゴスチンの生育

種子は3週間ほどで発芽しますが、30cm程度に育つまでには2年以上を要します。幼木は直射日光に弱いため、3年から5年間はヤシの木などで遮光して育てます。多湿を好む植物なのでスプリンクラーによる灌漑を行います。気候にもよりますが、初めて結実するまでに8年以上かかります。

開花後110日~130日前後で収穫時期を迎えます。果実は最初緑色をしていますが、熟すにつれてピンク色→赤紫→濃い紫にかわります。収穫はやや未熟な状態で行われます。マゴスチンは厚い皮に覆われているので上部層にみえますが、実際には非常に繊細な果物です。収穫は果実に衝撃を与えないよう細心の注意を払いながら一つ一つ柔らかい袋をさおの先につけます。収穫されたマンゴスチンはまず農場で選果され、鮮度が落ちないうちにその日のうちに輸出用パッキングハウスに運ばれます。

 

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マンゴスチンの果肉について

マンゴスチンの樹液の影響、栽培時の雨の影響、殺菌のための熱処理の影響を受けます。
以下にご紹介します。

マンゴスチンの果肉の黄色い染み

果肉の黄色い染み (ガンモシス)

マンゴスチンの樹液が果肉にまで染み出したものです。また樹液の性質上、果皮と果肉が離れない場合もあります。健康への影響はありませんが苦味があります。食べても問題ございません。

マンゴスチンの果肉が透明

果肉が透明 (グラッシー)

雨などの影響で水分を多く含んだ場合に発生しやすくなります。透明箇所は通常箇所より若干硬く、コリコリした食感ですが、食べても問題ございません。

マンゴスチンの果肉がスポンジのような毛立ち

スポンジのような毛立ち (スポンジティシュー)

殺菌のために熱処理をしますが、その影響により一部の果実で水分が飛ぶことにより発生することがございます。軽い症状では食味も変わりません。また食べても問題ございません。

マンゴスチンの果肉の褐色の染み

果肉の褐色の染み

上記の”スポンジのような毛立ち”と同様の理由で発生することがございます。食べても問題ございません。

 

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マンゴスチンの樹液について

マンゴスチンの樹液

マンゴスチンの樹液は左の画像のような黄色(やや蛍光色)のかたまりです。栽培中ないし収穫時に樹液が果皮に付着し固まったものです。果物に問題はありません。

 

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