明日9月8日は二十四節気の”白露”です。
夜の冷え込みで草や花に露がつくということからこの名がついたそうです。ちなみに中国の思想で秋をさす色が「白」であることが由来のようです。
朝晩の気温差がひらくこの時季、体調を崩しやすいのでご注意下さい。
白露の明日は今年の”中秋の名月”でもあります。今年は38年ぶりの早さなんだそうです。
中秋の名月の豆知識をいくつかご紹介。
・「仲秋の名月」と「中秋の名月」、「ちゅうしゅう」の漢字が2通りありますが、これは意味が異なります。旧暦で7月、8月、9月が秋とされていますが、このうち【真ん中の月】である8月のことを「仲秋」と言います。「中秋」は秋の3か月の【真ん中の日】である旧暦の8月15日のことを言います。なのでいずれの漢字も間違いではないとのことです。
・中秋の名月は必ずしも満月ではありません。旧暦は月の満ち欠けの周期ですが、その周期が平均して29.4日なんだそうです。旧暦が29日ないし30日周期なのに対して、月の満ち欠け周期が29.4日なので、1か月の真ん中である8月15日であっても満月とならないということになります。文章だと分かりづらいですね ^^; インターネット等をご参照ください。
・十五夜とは月の満ち欠け(約30日周期=旧暦の1か月)のちょうど真ん中の満月の日(15日)のことをさします。
・なぜ中秋の名月だけが行事となっているのか。これは中国から伝わったもので、日本では9世紀ころから催されていたようです。この時季は空気が澄み渡り、月が鮮やかにみえるからと言われています。
明日の天気にも左右されますが、団子の準備はさて置き、月を見られてみてはいかがでしょうか。
[出典]