ネット部門の中条です。
※本投稿は不知火の大きさ・美味しさをお伝えするため長文となっております。予めご了承ください。
かんきつ類の終盤戦、意外な大型果物の登場です。
それは広島産不知火です。
この時季、お店では4個入りや6個入りでお手頃に買えるようになった不知火。不知火も今が終盤戦です。
本日ご紹介の不知火は今が旬!
なぜ他の不知火と旬の時期が違うのかなどご紹介致します。
濃厚で甘い不知火の秘訣 【自然熟】
不知火の品種は”不知火(しらぬい)”と言います。不知火の中で糖度が13度以上のものが”不知火”として流通しています。しかしこちらの不知火の糖度は14度以上!この糖度を実現させているのが”自然熟(じねんじゅく)”と言われるものです。
自然熟とは、樹上でじっくりと甘さを蓄え果実自体が最も美味しくなるまで自然に熟す状態の樹上完熟を指します。言い換えるとその状態になるまで収穫を行わないという徹底ぶりです。 ※出荷時期が異なるのはそのためです
その徹底ぶりは「糖度14度以上」を謳っている点にもあります。まず、1本の木に生る不知火が均等に生育させるために摘果と呼ばれる作業を行います。摘果とは栄養が十分に行き渡るように果実が小さいうちに間引くことです。次に、不知火の木1本ずつ不知火の糖度を測定します。その際に糖度14度以上ある木が数週間後に出荷されます。そのため実際には14度以上になっていることがほとんどです。先日入荷した不知火の糖度を測定したところ16度でした。また糖度以外にも農家さんの酸味の基準をクリアしたものが出荷されます。
これが甘さの秘訣です。
大玉不知火
上記のように自然熟のため樹上に長い間生っています。それだけ木からの栄養分を享受できるため大玉の不知火になります。大玉といってもあまりみかけることのない超大玉です。1個平均重量が約420gです。大玉だからと言って大味というわけではありません。味に関しては上記のとおりです。
不知火の規格は、M、L、2L、3L、4Lがありますが、弊社取り扱い不知火は”5L”であまり流通しないサイズです。
広島産
不知火と言えば熊本や愛媛を連想されるかと思いますが、広島も適した気候です。こちらの不知火は瀬戸内海にある島で栽培されています。瀬戸内海は温暖な気候であり、台風の影響があったとしても中国地方と四国地方の山により風も幾分弱まるため、悪天候の影響を受けにくい地域です。
美味しい果物はまだまだ潜んでいますね♪
◆広島産不知火