グローバルフルーツの中条です。
3月最初はグレープフルーツやメロゴールドの苦味についてです。
結論は
グレープフルーツやメロゴールドに含まれるナリンギンと言われる成分によるものです。
Wikipedia先生によると
ナリンギン (Naringin) はフラバノンの一種。グレープフルーツやはっさくなどの果皮付近に多く含まれ、柑橘類の苦味や刺激感の元になっている。
重要なことが書かれてますね。「果皮付近に多く含まれ」だそうです!
主にグレープフルーツなどの「アルベド」「じょうのう膜」「砂じょう膜」に多くナリンギンが含まれているようです。
【アルベド補足】果皮の白い部分
【じょうのう膜と砂じょう膜の補足】1房を覆う膜。砂じょう膜は「じょうのう」内にある果肉の粒1つずつを覆う膜のことです。
ちなみに、ナリンギンが多く含まれる果物は
です。
メロゴールドはグレープフルーツとぶんたんを親にもつため、この性質はひきつがれています。
ナリンギンは血流を改善する効果があると言われています。そのため、血圧の薬との飲み合わせには十分な注意が必要です。お気をつけ下さい。
砂じょう膜にもナリンギンが含まれるとはいうものの、ご存知の通り「少し苦味があるかな」くらいです。
個人的にはメロゴールドは苦味がより少ない部類の印象です。
皆様はいかがでしょうか。