グローバルフルーツの中条です。
2月5日から6日かけて関東甲信越地方としては大雪となりました。
足元が滑りやすくなっていますので、お気をつけください。

果物農家さんは雪かきだけではすまない

雪がめったに積もらない地域では、雪が積もると子どもたちは喜びますが、大人たちは大変です。その大変な作業の一つが雪かきです。一軒家か集合住宅かによって大変さは異なりますが、大きなショベルが大活躍するタイミングです。そして、転ばないように気をつけることも重要ですね。

しかし、視点を変えてみましょう。
雪がめったに積もらない地域に住む果物の農家の場合、雪が降ることは単なる雪かきで片付けられる問題ではありません。

果物の農家は、雪が降るとどのようになるでしょうか？
「雪かきすればいい」というだけでしょうか？
転ばないように気をつければいいだけでしょうか？

実際には、そう簡単ではありません。
農家さんの日常は、雪が積もると一変します。
栽培している果物や栽培している環境によって、雪が降る前から積雪対策が必要な果物もあれば、降った後の対策が必要な果物もあります。
例えば、雪解け水の排水溝を確認したり、果樹の根元に積もった雪を除去する作業も欠かせません。さらに、果樹に雪が積もることで枝が折れる可能性もあり、これを防ぐために支柱を立てたり、雪を払い落としたりする必要もあります。
また、雪が降っても特に対策のいらない果物もあるでしょう。

しかし、果物農家にとっては、普段行っていない作業であるため、雪が降ることは追加の作業を意味します。

それらの農家さんの努力によって、美味しい果物が収穫されます。

そんな果物を少しでも多くの方に知っていただき、手にとっていただきたいです。

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