桃好きの方は経験あるかと思いますが、お店などで桃を購入してハズレをひくことはありませんか。桃好きの方の唯一の願いは確実に甘い桃にたどりつくことではないでしょうか。
弊社のこだわり農家さんの桃はその願いを叶えてくれる甘さにこだわった桃です。桃の糖度は一般的に11度~13度あれば甘いとされていますが、弊社こだわり農家さんの桃は糖度センサーを使用して糖度13度以上の高糖度桃を【御篤桃】として出荷しています。【御篤桃】の化粧箱には糖度の測定結果が同梱されています。【御篤桃】は桃畑の中でごくわずかしか収穫できない甘い桃で、全収穫量の2割程です。価値のある糖度保証の桃です。
“こだわり桃【御篤桃】” と “こだわり桃” の違いは「糖度が13度に満たない」や「傷がある」等の理由によるものです。こだわり農家さんが手掛ける桃に変わりはございません!
果物の収穫はこれまでの栽培の集大成です。1年かけて育ててきた桃を大切に収穫して出荷するべく、収穫した桃を入れるカゴにも一工夫されています。
カゴの底に緩衝材を敷くのはもちろんのこと、カゴの側面にも緩衝材を巻き付けて、桃に傷がつかないようにされています。桃収穫のためのカゴです。大切に収穫しています。
また、当然のことながら、桃を2段に重ねたりはしません。カゴがいっぱいになった時点で大きな箱に移して、再度収穫を行います。
これまで市場を経由して弊社に入荷し発送を行っておりましたが、2019年より産地の山梨県より直接発送を行います。これはつまり、これまで以上にフレッシュな状態でのお届けが可能になったということに他なりません。
弊社のこだわり農家さんは、収穫から発送のタイミングにもこだわりがございます。
こだわりポイントは「栄養を溜め込んだ状態で収穫」です。
果実が栄養を溜め込む”日中に日光を浴びてから”収穫します。日光を浴びる前、つまり朝方の収穫の場合、前日に溜め込んだ栄養が夜のうちに樹木側に栄養が移ってしまう場合があるそうです。そのため、”日中に日光を浴びてから”収穫をされています。
その後一晩おいて果実の熱をとり、翌日に発送致します。
最後の最後まで桃のポテンシャルをあげて収穫する取り組みです。
桃は非常にデリケートな果物です。桃を持つ場合は基本的には手の平で持つことをおすすめ致します。指で持った際に少しでも力が果肉に加わるとその場所が傷み始める場合があります。そういったことから丁寧に梱包してお届け致します。
桃一つずつにフルーツキャップをつけており、桃が箱の中で動くようであれば別途緩衝材を詰めています。また、梱包箱の上面と底にも緩衝材を敷き詰めています。御篤桃に関しましてはさらに外装箱付きです。
梱包作業は農家さんご自身がご対応されています。
※左からこだわり桃【御篤桃】箱(1.5kg)、こだわり桃【御篤桃】箱(1kg)の箱内イメージです。
※左から箱上面緩衝材、箱底面緩衝材、御篤桃箱の外装箱(分かりやすくするために箱が外装箱から少し出た状態です)のイメージです。
山梨県は全国一位の桃の生産量を誇ります。これは桃畑が多いからというわけではありません。桃に最適な気候、土壌があるからです。
気候に関しては桃に限らずですが、昼夜の気温差はとても重要になります。果物の甘さの素になるのは”デンプン”です。デンプンは日光を浴びることで生成されます。デンプンは果物の生育にも用いられますが、外気温の低い場合にはデンプンの消費が抑えられます。さらにデンプンは蓄えられて糖(甘味)に変わります。これが気温差が重要な理由です。以下に過去10年間の気温差をまとめました。桃の生産量が多く隣接県の長野県と比較しました(注:気象庁のデータ引用)。どの年も山梨県のほうが気温差があることが分かります。
また、山梨県は盆地であるため扇状地と言われる地形です。扇状地は水はけがいいので果物の栽培には最適な土壌です。
こういったことから山梨県は桃の栽培に適した環境となっています。
こちらの農家さんでは様々な品種(あまとう/白鳳/浅間白桃/川中島白桃/なつっこ等)の桃を栽培されています。約2ヶ月かけて早生種、中生種、晩生種と”桃の品種リレー“をしながら出荷されています。品種の一例は、以下をご参照下さい。
【補足】
過去に入荷のあった品種の一例です。ご注文の際、品種の指定はできません。
【概要】
香りが少ない品種ではありますが、弊社取り扱いの”あまとう”は芳醇な香りがただよいます。
【交配親】
“川中島白桃”と”紅国見”の交配種。
【時季】
6月下旬~7月上旬
【補足】
“あまとう”はあまり聞き慣れない品種かもしれません。それもそのはず。農林水産省に品種登録されたのは2004年です。一般的には果肉が硬い品種と言われています。果皮は鮮やかな紅色に。果肉の色はやや薄く、繊維質が少なく果汁が多いです。また酸がとても少なく、食味が良い品種です。
【概要】
桃の代表的な品種。xx白鳳と呼ばれる品種の親になります。
【交配親】
“白桃”と”橘早生”の交配種。
【時季】
7月
【補足】
色付きが非常に良く、全面濃紅色になり外観は非常に美しい。果肉の色は白く、繊維質が少なく果汁が非常に多い。酸が非常に少なく、ジューシーで甘い品種の代表となっています。
【概要】
芳醇な香りが特徴。
【交配親】
“高陽白桃”の枝変わり。
【時季】
7月中旬~8月上旬
【補足】
色付きが非常に良く、全面鮮やかな紅色になります。
【概要】
しっかりとした歯ごたえがあり、日持ちが良いのが特徴。
【交配親】
不明。長野県で偶然誕生した品種。
【時季】
7月中旬~8月中旬
【補足】
色付きが非常に良く、全面濃紅色になる。果肉は白く、種の周りに真紅の色が付きます。果肉はやや硬い。果汁が豊富というわけではないですが、甘みがあって酸味は少なめ。
【概要】
2000年に品種登録された品種
【交配親】
“川中島白桃”と”あかつき”の交配種。
【時季】
8月上旬~8月中旬
【補足】
やや硬い品種。酸味が少なく甘い桃です。また他の品種に比べると大玉傾向です。
【概要】
あまり聞かない品種かもしれませんが長野県生まれで1990年に品種登録されました。
【交配親】
“野池白桃”の枝変り。
【時季】
8月下旬~9月上旬
【補足】
大玉でやや硬めの品種。繊維が少なく、口の中で果肉が溶けていくような食感です。
【概要】
2002年に品種登録された山梨県生まれの桃。桃シーズンの終盤に流通する晩生種です。
【交配親】
“山一白桃”の枝変り。
【時季】
8月下旬~9月上旬
【補足】
甘味が強く酸味の少ない品種。また果肉が硬めの品種のため「硬い桃」がお好みの方にはオススメです。
※左から”御篤桃”箱外観、御篤桃箱内(1)、御篤桃箱内(2)(桃の品種は”あまとう”です)のイメージです。
日本で桃は縄文時代から食べられていたと考えられています。食用の他に祭祀用にも用いられていたようです。平安時代から鎌倉時代にも珍重されていたようですが、甘みが少なかったため主に薬用や観賞用に用いられていました。江戸時代に全国に広まり、明治時代に甘みの強い水蜜桃系(品種名:上海水蜜桃)が輸入され、それが広まっていきました。現在日本で食用に栽培されている品種は、この水蜜桃系を品種改良したものがほとんどです。「桃の花」は春の季語になっており、果実は7月~8月にかけて実り、「桃の実」は秋の季語になっております。
内容量 | こだわり桃【御篤桃】約1.5kg: 4~6個入り こだわり桃【御篤桃】約1kg: 3個入 こだわり桃 5kg: 15~20個入り こだわり桃 3kg: 8~10個入り こだわり桃 2kg: 5~7個入り |
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サイズ | – |
産地 | 山梨県 |
等級 | こだわり桃【御篤桃】/ こだわり桃 |
品種 | 入荷時期により異なります |
入荷頻度 | 産直 (ご注文いただいた後、産地に発注) |
糖度 | “こだわり桃【御篤桃】”は13度以上 |
取扱い時期 | 7月上旬~8月中旬 |
梱包状態 | こだわり桃【御篤桃】: 化粧箱 こだわり桃: ダンボール |
箱の大きさ | こだわり桃【御篤桃】(1.5kg): 23(縦)×30(横)×11(高さ) こだわり桃【御篤桃】(1kg): 13.5(縦)×34(横)×11(高さ) こだわり桃(5kg): -(縦)×-(横)×-(高さ) こだわり桃(3kg): -(縦)×-(横)×-(高さ) こだわり桃(2kg): -(縦)×-(横)×-(高さ) [単位:cm] |
配送料 | こちらのページをご参照下さい。 |
配送方法 | ヤマト運輸。 |
・品質保持のため、常温での発送です。そのため、なるべく早めにお受け取りいただきますようお願い致します。不在票があった際はなるべくお早めに再配達依頼をしていただきますようお願い致します。
・2019年は7月上旬からの発送を予定しております。
・2019年から御篤桃の2㎏規格はなくなり、御篤桃の1.5kg規格が追加となりました。
・【御篤桃】は収穫できてからの発送となりますので、配送の日付指定はできません。予めご了承ください。
・1箱の重量はあくまで目安となります。重量が前後することもございますので予めご了承ください。
常温(日の当たらない場所)で保存して下さい。乾燥しないようにご注意下さい。
徐々に果肉が柔らかくなりますのでお好みの硬さになってからお召し上がり下さい。
お召し上がりの1時間程前に冷蔵保存するとさらに美味しくいただけます。
弊社ブログもご参照下さい。