グローバルフルーツの中条です。
本日はまもなくオススメの時期となるタイマンゴーの歴史についてです。
1993年に以下の品種のタイ産マンゴーが輸入解禁されました。
続いて2006年に「マハチャノ種」、2016年に「キオウサウェイ種」「チョークアナン種」が輸入解禁されました。
2004年のことです。急激にタイマンゴーの輸入量が増加しました。こちらを御覧下さい。
急激にもほどがありますね。
これは、フィリピンマンゴーが一時的に輸入できなくなった影響です。
マンゴーは生食以外にパフェやプリンなど、加工して使われることもあります。
その際、マンゴーの品種によって向き不向きがあります。
カットするだけであれば向き不向きはありませんが、すり潰して使うような場合に向き不向きがあります。
市場の方に聞いた話では、すり潰した際の色合いが品種によって違いがあるとのことです。
加工向いているマンゴーでよく聞かれるのがフィリピンマンゴーやタイマンゴーです。
その道の方に伺うと、糖酸のバランスがいいそうです。その筆頭がフィリピンマンゴーでした。
しかしながら、2004年に輸入ができなくなり、タイマンゴーが代わりに使われるようになりました。その後、減少した時期もありますが、輸入量は増えています。
いつ何時脚光を浴びるか分かりませんね。
他の果物でもこういった内容をご紹介できればと思います。
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