目次
・オーストラリア産マンゴーの概要
・オーストラリア産マンゴーの歴史
・オーストラリア産マンゴーの品種と旬の時期
・通販取扱ブランド・産地
・オーストラリア産マンゴーの切り方・食べ方
オーストラリア産マンゴーの概要
【オーストラリア産マンゴー(英:mango-australia)】
日本のマンゴーの輸入としては、メキシコ産、タイ産が多く、オーストラリア産は希少な存在です。南半球のオーストラリアは北半球の日本と季節が反対になります。日本の季節が冬になるころ、夏のオーストラリアではマンゴーが旬の季節となり食べごろを迎えます。
日本への輸出が認められているのは、現在ケンジントンプライド種、キーツ種(マチルバ)、R2E2種、ケント種、バルマー種の5品種となっています。なかでもケンジントン・プライド種は、世界最高品種との呼び声もあり、ほのぼのとした桃のような肌色からピーチマンゴーとも呼ばれています。キーツ種は緑色が強い品種ですが、オーストラリアでは赤黄色に果皮を染めます。
オーストラリア産の歴史
オーストラリアには19世紀にインドとの馬の交易で持ち込まれました。
日本への輸出は1994年10月から、ケンジントンプライド種が解禁となり、1999年にキーツ種(マチルバ)、R2E2種、ケント種、パルマ―種の4品種が追加となりました。
オーストラリア産マンゴーの品種と旬の時期
ケンジンントンプライド種(Kensington Pride)
【品種の説明】
ケンジントン・プライド種は赤系のマンゴーの中でも、ほのぼのとした桃のような肌色をしているため、「ピーチマンゴー」として親しまれております。舌触り、ほのぼのとした朱色、かぐわしいフレーバーとあいまって世界一と評する人も少なくありません。世界最高品種との呼び声高いケンジントンプライド種は、お歳暮や贈り物といった贈答品に最適です。
【旬の時期】
12月
キーツ種(マチルバ種)
【品種の説明】
キーツ種はアメリカ産の緑色のグリーンマンゴーとして秋口に流通しておりますが、オーストラリア産はケアンズ高原のマチルバ地方で丁寧に栽培されると赤黄色の綺麗な色に染まります。その産地であるマチルバ地方の名をとって「マチルバ・マンゴー」と呼ばれています。果肉は繊維質が少なくマイルドな甘味が特徴です。
【旬の時期】
2月中旬から3月中旬
R2E2種
【品種の説明】
ケンジンントンプライド種よりも早く収獲が始まるR2E2種。マンゴーの中では珍しい球体に近い形状。弊社での取り扱いはオススメの産地が限られているため、希少な品種です。ケント種の濃厚な甘みをさっぱりさせたような食味。ケンジントンプライド種よりも繊維質は少ないです。
【旬の時期】
11月から12月
カリプソ種、ハニーゴールド種
【品種の説明】
2023年に輸入が解禁。カリプソ種、ハニーゴールド種共に輸入解禁直後は日本に輸入されていない。
【旬の時期】
11月から12月
通販取扱ブランド・産地
【ダイヤモンドスター】
東西に約4,000㎞、南北に約3,200㎞という広大なオーストラリア大陸でも、良質のマンゴーが収穫される産地は極めて限定されます。気候や土壌が最もマンゴー栽培に適し、高品質のマンゴーが収穫されるクイーンズランド州ケアンズハイランド内にある蒸熱処理およびパッキングの工場を構え、日本向け基準に満たしたものだけを出荷しています。
【生産地】
広大なオーストラリア大陸において、良質のマンゴーが収穫される産地は極めて限定されます。主に東海岸に分布しています。ケンジントンプライド種は熱帯高地のテーブルランドで生産され、ピーチカラーに染まります。キーツ種(マチルバ種)はオーストラリア大陸北東部、マチルバ地方です。
オーストラリアでのマンゴー栽培は、先進的な農業国らしく、整然と区画され、灌漑や剪定などの管理が非常に良く行き届いた農場で栽培されています。残留農薬についてもFresh Careと呼ばれる認証団体による細かいチェックが行われ、認証を受けた農園のみが国内流通を認められる厳しい体制を敷いています。
マンゴーの切り方・食べ方
【切り方】
手順1
真ん中に種があるため、縦に三等分に切る。
※手順1での注意
この時、細い方を上に向けて切ることが大事!
(種が薄く平べったい形状の為)
手順2
網目状に切り目を入れる。
手順3
皮を裏返す。