グローバルフルーツの中条です。
本日は春の輸入果物入荷遅れについてです。
例年であれば3月上旬からご案内ができている「タイマンゴー」「フィリピンマンゴー」「マンゴスチン※」ですが、今年は入荷が遅れます。
※マンゴスチンはシーズンにより入荷時期が異なります
例年であれば2月下旬から予約販売を開始しておりますが、今シーズンは遅れております。これは産地が低温続きであることが要因です。そのため熟度の上がり方が鈍いため、取り扱いを開始できていない状況です。
こちらは新型コロナウイルスによる様々な経費の高騰などが影響しています。昨年はその影響で取り扱いができませんでした。今シーズンは入荷はできる見込みですが、上述の通り価格が例年よりも高くなる見込みです。
上述のタイマンゴーと同じタイ産であるため、低温の影響を受けております。シーズンによっては2月から3月にかけて入荷がありますが、そちらの産地では生産量が増えてきておりません。生産量が増えてくるのは6月頃の見込みとなっております。
上記の果物の出荷開始時期がここ数年定まりません。「△月になれば、、、」という話がしづらい状況です。
このことは産地の方も同様で、明確な原因は分かっていません。そのため、よく聞かれる「異常気象の影響で」という表現になりがちです。しかしながら、それくらいしか要因が考えられないのが実態です。こればかりは予想もできませんので、産地からの情報を高頻度で収集するしかありません。
また、続報が入り次第、ご案内させていただきます。
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