フロリダ産グレープフルーツの取り扱いについて
グローバルフルーツの中条です。
本日は2018年のフロリダ産グレープフルーツの
取り扱いに関するご案内です。
2018年のフロリダ産グレープフルーツは
取り扱いを見合わせることとなりました。
こういう事態となった経緯についてご説明させていただきます。
昨年9月、弊社グレープフルーツの産地であるフロリダ州(アメリカ)に大型ハリケーン “イルマ” が上陸し甚大な被害をもたらしました。当然のことながら農作物にも多くの被害があり、かなりの数のグレープフルーツの実が落果しました。
近年は、病気の影響で多くの樹を伐採する必要があり生産量及び日本の輸入量が減少傾向でした。2006-2007年シーズン、2011-2012年シーズン、2016-2017年シーズンの生産量及び輸入量は以下の通りです。
(アメリカ農務省(USDA)データ引用)
【補足】
上記グラフはアメリカとしての生産量です。フロリダ州に限った生産量ではありません。
アメリカ農務省の発表によれば、昨年9月のハリケーンの影響で昨シーズン比で4割ないし5割減となる見込みとの発表がありました。
近年の生産量減少傾向に輪をかけた事態です。
そのため、限られた地域で収穫される弊社の高品質グレープフルーツの数量確保が大変難しく、取り扱いを見合わせるという決断を致しました。
(多のブランドの入荷は始まっております)
クオリティを下げての取り扱いも検討致しましたが、弊社通販サイト人気No.1の品目であり、ファンの皆様のご期待に背く結果となりかねないため、社内協議の結果、苦渋の決断となりました。
ここ数年は異常気象の影響が大きく、入荷期間や品質に多大な影響を及ぼしております。ご存知のように、異常気象の影響は輸入品目に限らず、国産の農作物も同様です。
楽しみにお待ちいただいていたお客様にはご期待に沿えないご連絡となってしまい大変申し訳ございませんが、産地事情等のご理解賜りますよう、よろしくお願い致します。
グレープフルーツ
https://globalfruit.co.jp/fruits/grapefruits/
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2019年3月26日 今後のフロリダ産グレープフルーツの取り扱いについて
※2019年4月4日 一部加筆しました