2021年は西洋梨が少ない年になりそうです
グローバルフルーツの中条です。
本日は西洋梨についてです。
2021年は洋梨が少ない年になりそうです
先日、市場の方から伺った話ですが、2021年の洋梨は例年より少なくなる見込みのようです。
弊社の西洋梨の取り扱いはオーロラ、ラフランス、ルレクチェの3種あります。オーロラは長野県→山形県→岩手県というように時期がずれながら産地リレーされますが、長野県産のオーロラは2回しか入荷がないようです。
これは先月の大雨の影響とのことです。九州や中国地方で大きな被害がでましたが、長野県でも雨量が多く、収量が激減したようです。
また、次の産地である山形県も入荷量が少ないという現時点での情報です。こちらに関しては何が原因かの情報がありませんでしたが、私の予想では4月の霜害が影響しているのではないかと推測しております。
山形県のさくらんぼが今年過去最大の霜害を受けたことをご存知でしょうか。詳しくは【ブログ】2021年シーズンの山形産さくらんぼ状況をご参照下さい。
果物の花が咲く頃の霜害は収量の減少につながります。調べてみたところ、さくらんぼとラフランスの花が咲く時期はほぼ同じだそうです。そのため、私の推測は甚だ間違っていないかもしれません。
いずれにしましても、長野県産オーロラの入荷が少ないという事実が既にありますので、例年と違う状況であることは明白です。
引き続き、情報がありましたらご紹介させていただきます。
補足
弊社でのオーロラの取り扱いは山形県産の入荷状況をみて判断致します。
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§ 本記事の関連ページ
- オーロラ
https://globalfruit.co.jp/fruits/e-pear-aurora/
※例年、9月の取り扱い