データでみる果物(南半球産輸入ぶどう編)
グローバルフルーツの中条です。
本日は「データでみる果物 (南半球産輸入ぶどう編)」です。
南半球産ぶどうはどの国から
南半球産の輸入ぶどう、主にどの国からかご存知でしょうか。
今の時期のお店の果物コーナーを思い出して見て下さい。
思い出せましたでしょうか。
主に、チリとオーストラリアです。
輸入される期間は1月~6月頃です。
南半球産輸入ぶどう(重量)調べてみました
2013年~2020年のデータを抽出しました。(引用元:財務省貿易統計)
この2カ国で南半球産のぶどうは占めています。
2013年をご覧ください。オーストラリアのぶどうの輸入量が0になっています。それもそのはず。オーストラリア産ぶどうは2014年に輸入解禁されました。そのため、2013年は輸入量が0になっています。
2015年以降は順調にオーストラリア産ぶどうの輸入量が増加し、過去2年はチリ産と変わらない輸入量となりました。
考察
ここでふと疑問がわきませんか。
オーストラリア産の輸入がなかった2013年のチリ産ぶどうの輸入量とほぼ同じ量だけ輸入量が増加
つまり、消費量が2倍になっているということです。
日本人はぶどうが大好きということです!
美味しいですよねぇ。食べたいですよねぇ。
ここでさらなる疑問が。
南半球産輸入ぶどうを買う方が増えた分、他の果物を買う量が減っているのではないか
これに関しては発見出来るかは分かりませんが、今後の課題とさせて下さい。
締まりの悪い内容となってしまいましたが、冬から初夏にかけては輸入ぶどうが食べられます。
国産ぶどうが無い時期は是非一度手にとって見て下さい。品種特性上、国産ぶどうのような大粒はありませんが、美味しいですよ。
────────────────────
§ 本記事の関連ページ
- 他の「データでみる果物」シリーズはこちら