ぶどうの保存方法をまとめました
グローバルフルーツの中条です。
本日はぶどうの保存方法についてです。
はじめに
ぶどうは追熟して甘くなるものではありません。(収穫直後が食べ頃)
そのため、お買い求め後はなるべく早くお召し上がりになるのがオススメです。
しかしながら、その日のうちに食べられないことのほうが多いと思います。
以降の保存方法を参考になさって下さい。
禁止事項
食べるまで水洗いしないで下さい。
理由としては、ぶどうの果皮についているブルームという白い粉を落とさないためです。
ブルームはぶどうから分泌されるもので、鮮度を保つという重要な役割を果たします。
そのため、食べる直前までは水洗いしないで下さい。
状態
ここでいう状態とは、ぶどうの房のままか否かです。
オススメは、軸(小果柄)を残してカットした状態です。
以下の写真をご参考になさって下さい。
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注意点としましては、カットする際に使用するハサミはよく切れるものがオススメです。
思った以上に硬いです。
最初は粒をかき分けてカットする必要がありますので十分にお気をつけ下さい。
軸(小果柄)を残す理由としては、水分発散(以降「蒸散」と表記)を防ぐためです。
もちろん、房の状態のままでも問題ございません。
また、デラウェアのような小粒のぶどうは房のままでの保存でもいいかと思います。
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個人的な疑問及び見解
上記で説明させていただいた「軸を残してカットした状態と房のままの状態」。
房のままでの保存と何が異なるのか。
個人的見解 その1
房の状態のままでは、房の中心の軸からも蒸散するため、軸(小果柄)を残してカットすることで少しでも蒸散を防ぐことが出来る。
個人的見解 その2
房の状態のままでは、粒同士が密接しておりストレスが掛かり続けます。
また、ぶどうを置いた際に接地している粒が房全体の重量を支えることになるため、こちらもストレスが掛かります。
軸(小果柄)を残してカットすることでそのストレスから解放される。
あくまでも個人的見解です。
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包装
どの状態であっても、ぶどうの保存で大切なことの一つは、蒸散を防ぐことです。
そのため、ペーパータオルや新聞紙などで包むのがオススメです。
以降は状態毎の包装です。
< 粒での保存の場合 >
保存容器にペーパータオルで包んだ状態での保存。
ペーパータオルで包み忘れてしまいましたが、以下のような状態です。
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粒を2段以上に積み上げないほうがなお良いです。
< 房での保存の場合 >
ペーパータオルや新聞紙などで包んだ状態のままビニール袋に入れての保存。
ぶどうの保存で大切なことの一つは、蒸散を防ぐことです。
保存温度
正確に「何度」とはあまり言われませんが、冷蔵庫で問題ありません。
ただし、温度が低すぎる(およそ5度以下)と食味が落ちるようですのでご注意下さい。
最後に
いかがでしたでしょうか。
すぐにお召し上がりにならない場合は是非ご参考になさって下さい。
番外編
房で保存する場合の方法です。
上述のように蒸散を防ぐことが重要です。
冷蔵庫での長期間保存となることがわかっているのであれば、保存前に果軸から水を吸わせてあげて下さい。
果軸とは以下の写真の丸印の箇所です。
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果軸を少しの間、水につけることで水分補給され鮮度が保たれます。
再度保存する際には果軸についた水分を拭き取ってから保存して下さい。
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