母の日のようなイベントのあった翌日は
グローバルフルーツの中条です。
本日は「母の日のようなイベントの翌日」についてです。
母の日のようなイベントの翌日は
昨日は母の日でした。
そのようなイベントの翌日、果物業界としてはどういうことが起きているのかをご紹介。
結論としましては、「果物の流通量が激減する」です。
なぜ激減するのか
例1) 果物売り場の場合
母の日用として果物ギフトが並べられていますが、母の日の翌日はギフト需要がなくなりますので、果物を買う人は少なくなります。
例2) 果物を使用した洋菓子類の場合
こちらも例1と同様で、母の日用ギフト需要がなくなりますので、お店の方も果物の仕入れを控えます。
例3) お店での果物を使用したメニューの場合
母の日のお祝いで果物を使用した洋菓子類のメニューが色々なお店で企画されていますが、母の日の翌日にはその企画も終わってしまいますので、例2同様にお店の方は果物の仕入れを控えます。
つまり、市場を含めた各方面への果物の流通量が激減します。
裏を返せば、母の日のイベントの数日前から果物の流通量が増加し、母の日にピークを迎えて、その翌日に通常時より流通量が少ない状態になるといった感じです。
これは果物に限らず、イベントのギフトやお祝いで消費されるものは該当するのではないでしょうか。
こういう場合、仕入れを担当されている方々は頭を非常に悩ませています。母の日イベントで程よく売れればいいですが、売れすぎた場合や売れなかった場合のことを考えると、イベント翌日分の仕入れをどうしたらいいのかと。。。
昨年と今年は新型コロナウイルスの影響もあるので、今までの経験や勘が頼りにならない可能性もあります。
というわけで、まとまりのない話になってしまいましたが、「母の日のようなイベントの翌日はこのようなことが裏では起きています」という裏話でした。