今年も例年より早い梅雨入り
グローバルフルーツの中条です。
本日は早い梅雨入りの影響についてです。
年々早まる梅雨入り
5月11日に九州南部が、15日に九州北部・中国・四国が、16日に近畿、東海地方が梅雨入り発表されました。
例年に比べるといずれも3週間ほど早い梅雨入りです。
2020年は近畿以東の梅雨明けが8月になる長梅雨でした
今後起こることといえば
果物の生育遅れ、収穫量減少、価格高騰です。
梅雨入りが多い = 日照が必要な時期に日照がない
↓
生育が進まない(適正サイズまで育たない)
↓
収穫できる果実の減少
↓
需給バランスがあわないため価格高騰
この流れになってしまいます。
これからの時期の果物といえば、
・スイカ
・桃
・さくらんぼ
などがあります。
今後の梅雨に期間が気になるところです。
一方で輸入果物は
当然ではありますが、梅雨の影響はありません。
しかしながら、輸送の影響は引き続きあります。
航空便は減便による航空運賃の高騰しています。船便は港湾での作業者の方々が新型コロナウイルスの影響で人員減となり、作業ペースが通常時より遅く、港湾が混み合っています。そのため、果物などを積むコンテナが不足しています。
例年通りのことが少なすぎる年です。
これから旬を迎える果物が好きな方々には気がかりな年になります。程よい梅雨の期間であることを祈るばかりです。