美味しい果物の見分けかたで「傷がないもの」はおかしい
グローバルフルーツの中条です。
本日は私が気になった表現について個人的な感想を書かせていただきます。
よくある「美味しい果物の見分け方」について
果物が紹介されているサイトでよく見かける「美味しい果物の見分け方」。
参考になりますよね。
「この果物はこういう色だと美味しいんだ」「こちらの果物は香りが出ていると美味しいんだ」など、非常に参考になります。
しかしながら一つ気になる表現があります。それが
「傷がないもの」です。
傷の有無が美味しさに影響しないこともあります
傷がある=美味しくない
が必ず成り立つかといえば、そうではありません。
ここで言う「傷」がどういったものを指しているかにもよりますが、例えば樹上で葉っぱが当たることによってできるすり傷のようなもの。その果物の果皮の厚さにもよりますが、かすり傷が食味に影響がでることはかなり低いと思っております。
柑橘類は間違いなく影響ありません。
マンゴーもかすり傷では影響ございません。
ぶどうや桃も人間でいうところのかさぶたのようなものができるだけで食味に影響はないはずです。
日本では果物が芸術品のような扱いをされているように思います。ハウス栽培という例外はあれど、果物は自然の中で栽培されるものです。傷の一つや二つはつきます。
その傷が果肉にまで達していたり、果皮の中にまで達しているようであれば、時間の経過とともにその部分が傷み出しますので、可食部分が減り、商品価値への影響はでてまいります。
それは分かるんです。
でも食味に影響ないのであれば、問題ないですよね?ご自宅用であればなおさら。
このように記載すると弊社通販サイトで発送している果物が傷だらけと思われそうですが、そうではありません。発送時に選別し、傷があるものは廃棄せず、理由(わけ)あり品にしたり、社員に配ったりするなどしていただいています。
積極的に手に取ってくださいというわけではありません。そこまで敬遠することもないですよと思っています。
お店などでも、傷みがひどいものは値下げして販売されていると思います。
このような果物を買うことで農家さんの応援になると思っていただければ手が伸びやすくなるのではないでしょうか。
珍しく(?)真面目な投稿をあげさせていただきました。