高尾ぶどうご存知でしょうか
グローバルフルーツの中条です。
本日はぶどうについてです。
高尾ぶどう
最近ご縁をいただくことが多く、感謝感謝です。
本日は高尾ぶどうです。
そもそもご存知でしょうか。
私、ご縁をいただくまで存じ上げませんでした。
高尾ぶどうについて
まずは写真から。
一見すると巨峰やピオーネにみえますが、一番下の粒を御覧ください。粒が細長いのがお分かりになるかと思います。これが高尾ぶどうの特徴です。
簡単に高尾ぶどうについてまとめてみました。
名前の由来
東京の名山「高尾山」から取られています
誕生
1956年
品種の親
巨峰の品種改良
種
無し
果皮
食べられますが、好みによります (やや厚い皮)
食味
濃厚で後味に苦味がのこらない上品な味
その他
皮離れはわりと良好。少し皮をむいて押し出せば果肉がでてくる。また、上述のように粒が細長いため、輸送時に脱粒する可能性がある。
そんな高尾ぶどうですが、大きなデメリットがあるそうなんです。
それは、「栽培の難しさ」です。
そのため、栽培されている方が非常に少ないのが実情で、収量が思うようにのびません。
2018年の特産果樹生産動態等調査(※)によると、ぶどうの全品種栽培面積のうち、高尾ぶどうはわずか0.45%しか栽培されておりません。
つまり、市場流通がほとんどありません。いかに貴重であるかがお分かりいただけるかと思います。
ひとまず入手した情報は以上となります。他の情報があれば別途ご紹介させていただきます。
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(※) 各都道府県内で1ヘクタール以上栽培されている品種の品種別栽培面積