果物梱包の悩み(色合い編)
グローバルフルーツの中条です。
本日は “果物梱包作業一つとっても悩みがあるんです” というお話です。
果物の梱包で悩みの1つに【色合い】があります。どういうことか。写真を見ながらご説明します。
本ブログを投稿した時期に取り扱いしているメロゴールドを例に挙げます。
ご存知の通りメロゴールドの果皮の色は黄色です。6個入りの規格(※)では、「フルーツキャップ」と呼ばれる緩衝材を履かせています。
(※)箱に果物を梱包した際の収まり具合であったり、果物への衝撃緩和などを考慮してフルーツキャップ着用有無を判断しています。
ではこのフルーツキャップ、メロゴールドの見栄えが良くなるのは何色か。ここを気をつけています。なぜか。印象がかなり変わるからです。どれくらいかわるのか。実際に見比べてみましょう。
フルーツキャップなし
黄色
黄緑
ピンク
白色
いかがでしょうか。印象が非常に異なります。しかしながら、こういった視覚情報は人それぞれで感じ方が異なります。ここが非常に難しいところです。そのため、弊社社員などに意見を聞きながら検討しています。
上記のメロゴールドに関しては、当初は黄色のフルーツキャップにしていましたが、途中から白色に変更しました。理由としては清潔感が出て、輪郭がはっきりと見えるからです。(以下ご参考下さい)
ここだけの話。果皮が少し黄緑がかっている場合は黄色のフルーツキャップを履かせることで黄色みを増すというテクニックを使う場合もあります。現
というわけで、ダンボール箱の梱包といえど、色合い、見栄えも大変重要なんです!
別の時期に別の果物で”フルーツキャップでどれほど印象が異なるか”をご紹介して参ります。