グローバルフルーツの中条です。
本日は果物の解禁日についてです。
果物の解禁日
果物にも「解禁日」があるのはご存知でしょうか。
私が知っているのは、
・山形産 ラフランス
・新潟産 ルレクチェ
・山形産 紅秀峰(さくらんぼ)
・宮崎産 たまたま(金柑)
です。
なぜ解禁日があるのでしょうか。
様々な理由による
「解禁日」と聞いて真っ先に思いつくのは某ワインではないでしょうか。
某ワインという必要はないですね。ボジョレー・ヌーボーの解禁日。
ボジョレー・ヌーボーはなぜ解禁日があるかご存知でしょうか。以下の理由によるものです。
「ボジョレー・ヌーボー」はボジョレー地方で作られた新しい(ヌー)お酒(ボー)を指します。解禁日にはこの「ヌーボー(新しいお酒)」が関係しています。
フランスの法律では新しいお酒を11月の第3木曜日以前に飲むことを禁止されています。そのため、「飲むことが許可される」という意味での「解禁日」が設けられています。
それでは果物の場合はどうなのか。
山形産 ラフランスは産地での追熟(※)の徹底のために出荷の解禁日があります。この場合の解禁日は「品質の統一」が目的となっているようです。産地の方々の想いを感じますね!
新潟産 ルレクチェも同様の理由です。
「山形産 紅秀峰(さくらんぼ)」と「宮崎産 たまたま(金柑)」に関しては把握できておりませんが、必ずなんらかの目的があるはずです。
上記以外にも解禁日が決められている果物はあるかと思います。その果物が栽培されている地域では解禁日がいつなのかがニュースになっているはずです。それが季節を感じさせてくれます。果物で季節を感じる、いいですね♪
ちなみに、輸入果物で解禁日は聞いたことがありません。「解禁」ということでは、「輸入解禁」で使われることがほとんどです。
ということで本日は果物の解禁日についてでした。
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§ 本記事の関連ページ
- (※)洋梨の追熟に関しては弊社の 【ブログ】洋梨を楽しむのに大切なこと ページをご参照下さい。