明日は二十四節気の”立冬”
ネット部門の中条です。
明日11月7日は二十四節気の”立冬”です。
朝晩は冬を思い出す寒さですね。コートを着ている方をちらほら見かける季節となりました。寒さ対策もまもなく本番ですね。
突然ですが、「小春日和」という言葉がありますが、いつの時季に使う言葉かご存知でしょうか。私は最近知ったのですが、「秋の終わりから冬の初めに春のような穏やかな暖かさ」のことです。つまり今の時季の暖かい日のことになります。「春」という字が入っていると春の時季をさす言葉と思いがちですが(私だけでしょうか)、「春のような」という意味で「春」が使われているんですね。
この時季のお祭りといえば、”酉の市”がありますね。酉の市は古来より日本各地の神社で行われているようです。毎年行かれている方もいるのではないでしょうか。
そもそも「酉」とはその日につけられる十干十二支の名で12日で一回りします。そのため、年によっては酉の日が11月の中で3日ある場合もあります。11月の最初の酉の日を「一の酉」、2番目を「二の酉」、3番目を「三の酉」と呼びます。では毎月酉の日があるにもかかわらずなぜ11月なのか。それは日本武尊(やまとたけるのみこと)に関係するそうです。
日本武尊が戦の遠征の際に、勝ち戦を祈願するために神社に立ち寄って祈願し、勝利を収めた帰路の途中にも立ち寄り、武具の”熊手”でお祝いをしたそうです。それが11月でした。また酉の市で熊手が売られているのもその縁起のよさからのようです。
行かれる方は体調を崩されないようご注意下さい。
[出典]