冷やすと甘く感じる果物
グローバルフルーツの中条です。
本日は「冷やすと甘く感じる果物」!?のご紹介です。
冷やすと甘く感じる果物
結論から申し上げますと、
果物に含まれる糖の中で果糖(フルクトース)が一番多い果物は冷やしたほうが甘く感じる
です。
これは、低温になると果糖がより甘く感じる状態に変化するためです。
それでは、果糖の割合が多い果物は何なのか。
日本食品標準成分表を元に糖の中での果糖の割合を調査しました。
調査結果は以下のグラフの通りです。
舌は冷たいと甘味を感じにくい
しかしながら、甘味を感じる舌は冷たいと甘味を感じにくいそうです。
そのため、冷やしすぎるのも逆効果となります。果物の甘味に関して何度ぐらいが一番甘味を感じるかまでは分かりませんが、冷えすぎない程度が良さそうです。冷蔵庫の野菜室がいいかもしれませんね。
参考になるかは分かりませんが、私の感覚では、上でご紹介したグラフのキウイ(緑)を含めた左側の果物は冷やすと甘味をより感じる印象です。
保存温度でどれくらい甘味が変わるか是非一度お試し下さい。
【注意事項】
果物は温度変化に弱く、食味に影響があります。そのため、お試しの際は何度も温度変化するような”冷蔵庫→常温→冷蔵庫”といったケースを試さないようご注意下さい。