ネーブルオレンジの可食部の割合は
グローバルフルーツの中条です。
思い立ったが吉日。ネーブルオレンジの可食部の割合について調べてみました。過去にもこういった実験シリーズがあります。
・【ブログ】メロゴールドの外皮重量の占める割合は
・【ブログ】ぶどう1房に何粒ついているか調べてみました ~ナガノパープル編~
それでは早速、Let’s 実験!
オーストラリア産ネーブルオレンジの可食部の割合を調査
毎年7月~10月頃まで輸入されるオーストラリア産のネーブルオレンジ。今年も7月下旬から入荷が始まりました。
それでは早速、重量計測から。
今回は88玉サイズ(※)を使用しています。
分かりづらい写真ですが、210gでした。
サイズ表記に関しては【ブログ】果物のサイズ表記をご参考ください。
それでは、次にカットしてみます。果汁がたれてしまわないように、果皮だけを頑張ってむいてみました。包丁で4等分するように切り目を入れ、慎重に剥ぎました。
果皮の重量はこちら。
これまた分かりづらい写真ですが、果皮の重量は60gでした。
計算してみましょう。
外果皮がネーブルオレンジの重量に占める割合は、、、
( 60 ÷ 210 ) × 100 ≒ 28.6%
でした。
ん!?
【ブログ】メロゴールドの外皮重量の占める割合は
を振り返ってみましょう。
メロゴールドも外果皮の占める割合は27~28%でした。
かんきつ類としては一般的な値なのかもしれませんね。 ▼発見1
逆に考えると、弊社取り扱いのメロゴールドは果皮が厚いとはいえ、かんきつ類としてはそれほど外果皮が多いわけではないようです。 ▼発見2
計測のサンプル数が少ないため、一概にはいえませんが、私としては新しい発見でした。
実験って大事ですね!
また思いっ立った際に実験をしてみたいと思います!
追伸
本記事のタイトルが「可食部の割合」と書いているのに外果皮の割合だけではいけませんね。可食部の割合は、71.4%でした!
(※ 内皮はすべて食べる前提です)
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§ 本記事の関連ページ
- オーストラリア産ネーブルオレンジ
https://globalfruit.co.jp/fruits/orange-navel-australia/
※例年、8月~11月の取り扱い