通販サイト店長の出荷作業時の話
グローバルフルーツの中条です。
本日は私の出荷作業時の話です。
食べ頃か否か
当たり前ですが、ある果物が食べ頃であるか否かは、食べてみないと実際のところ分かりません。しかしながら、先人達の知恵のおかげで【ある程度は】食べ頃の判断をすることができます。
しかしです。
それでも迷うことは当然あるんです。この果物は食べ頃なのか、そうでないのか。
品種が違うと基準が異なる
この記事を書くことになったキッカケの果物はマンゴーです。
マンゴーは多くの品種があります。数百あるいは文献によっては数千もの品種があります。
大袈裟ではありますが、それだけ見極めの基準があるということです。実際のところは同じ傾向がありますので、ある程度似た基準かと思います。
弊社で取り扱いしているメキシコ産マンゴー。ヘーデン種、ケント種、キーツ種と3種ありますが、やはり食べ頃の見極め基準が異なります。
迷ったら試す
メキシコ産の3種のマンゴーのある程度の基準が分かっていても、迷うことはあるんです。
そういう場合、どうしているか。
それが「試す」です。
言い換えます。
果物は食べ物なので、「試食」です。
そうなんです。
食べてみるしかないんです。
でも、何を試食するのか。
マンゴーをかじった状態で出荷するわけにはいきません。
そこで役立つのが、選別時にはねた果実です。
「はねる」とは「出荷できないと判断して出荷対象外にすること」です。いわゆる理由(わけ)あり品にされる果実です。
このはねた果物の中から「食べ頃か否かで迷っている果実と状態が近いもの」を選び出し、試食するんです。近い状態のものがない場合は、できる限り状態が近いものを選びます。
そうすることで食べ頃か否かを判断しています。
一度試食しておけば、以降の入荷分の食べ頃の判断に困ることはほとんどありません。再度迷うようであれば再度試食です。
こういう作業を担当する方がマンゴーが苦手な場合だと困りますね (汗)
さいごに
いかがでしたでしょうか。
迷ったらアナログです。試食です。
皆様も迷ったときはダメージが少ない範囲で是非色々と試して見て下さい!